渋谷の閉館以降初、東京でのマリアの心臓の期間限定の展示。「聖キアーラの予兆」銀座に舞い降りた人形たち。
可淡のドールをメインで展示しており、大原の地で出会った子たちの多くに再会することができた。その他にも、好きな人形作家、アーティストの方の作品が多数展示されていて、とても満足。
ただやはり、展示空間というのがいかに大切であるかとも思う。今回はビルの一室で、日中に来ると自然光と蛍光灯のもとで人形たちと対面することになる。それはそれで悪いことはないのだけれど、渋谷の頃の地下の、また京都大原の古民家の「マリア」とは、大分雰囲気が異なる。人形だって居心地の良いところとそうでもないところがあるだろう。
幼稚園児くらいの女の子が、歩道に置かれたポスターを見て(二度見していた)、足を止め、「見てお父さん!これお人形だけど、こわい!」。
私もあなたと同じくらいの歳に彼女たちを見ていたなら、「こわい」と思っていたかしら。
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