2016/06/14

旧江戸川乱歩邸 特別公開2016年






 
 
立教大学にある旧江戸川乱歩邸。
定期的に一般公開をしていることはずっと知ってはいたが、ここにきて初の訪問。
 
土蔵の中や応接間にはさすがに入ることができないのは残念だけど、以前にNHKのスペシャルで見た記憶を頼りに想像を巡らせる。乱歩も去年で没後50年を迎えた。
 
「私にとつて今、小説作りはおぞましき現実である。
その現実を離れて水色の深き闇へと引き入られるやうに帰つてゆく。」
 
乱歩は1934年、立教大学に隣接する住宅に移り住み、70歳で死去するまで住み続けました。二階建ての書庫兼書斎の土蔵は「幻影城」と呼ばれ、2万点近くの資料、蔵書を保管、壁は江戸文学などの本で埋め尽くされていました。

立教大学は2002年3月、この土蔵・住宅と計4万点近くの蔵書・資料も購入し、内容の研究を進めると同時に、土蔵を乱歩が住んでいた当時の姿に近づけるための修復にも着手。

2004年8月には、立教学院130周年記念行事のひとつとして、土蔵の公開や東武百貨店(池袋店)にて資料などの展示を行いました。  
http://www.rikkyo.ac.jp/aboutus/profile/facilities/edogawaranpo/about/index.html[2016/06/14]

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