渋谷PARCOが一時休業のため閉館。私自身は公園通りのあたりの最盛期を知らないし、PARCOも別にそれほど思い入れがあるわけではない。だけれど渋谷の近辺に暮らして毎日のように通過している身としては、渋谷を象徴するようなビルのひとつが閉館してしまうことに、寂しい思いがまったくないわけでもない。私は生れた時代も自分の趣味もややずれているので展示にピンとくるものは多くなかったけど、PARCOを中心とする公園通りのかつての活気が思い起こされるような気がした。
もうひとつ、PARCO GALLERY Xでの展示、『女子と渋谷の写真展』も良かった。あらためて私は渋谷系には縁遠いと感じたが。宇田川町地区再開発計画、あのあたりは今後どのように生まれ変わっていくだろう、西武グループの方針が気になるところ。
渋谷パルコは、渋谷宇田川町地区再開発計画に伴い、2016年8月7日に一時休業をすることとなりました。
パルコミュージアムでは残り3本の展覧会を「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITION」と銘打ち開催してきました。この度、2016年7月29日(金)から8月7日(日)で開催いたします『SHIBUYA, Last Dance_』と題したグループ展で最後を飾り、一旦その役割を終えます。
渋谷パルコは、1973年のオープン以来、若者文化のシンボルとして渋谷の街と共に成長し、ファッション・アート・デザイン・音楽・映画・出版、そして演劇まで様々な文化を発信してきました。時代時代にパルコと深く関わった12組のアーティスト、ミュージシャン、ファッションブランドが競演する最後の展覧会『SHIBUYA,Last Dance_』。少しの間のさよならと、新しい未来へのメッセージを込めて、夢のオムニバス・アルバムのような、パルコミュージアム「最後の一幕」が上がります。
「渋谷パルコ。新しい未来へ向けた「最後の一幕」が上がる。」
伊藤桂司/井上嗣也/小沢健二/佐藤可士和/しりあがり寿/寺山修司/東京スカパラダイスオーケストラ/日比野克彦/
森山大道/HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE/TOMATO/Ground Y
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=987 [2016/09/11]
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